映画「花嫁のママ」のおすすめ度・感想/旦那のパパが母の元カレって普通に嫌だけどな

娘の結婚式の為にリゾートにやってきたら、花婿の父が元カレだった!若干のやりにくさとほのかな乙女心を感じながら娘の式の準備を進めるママの話。

映画「花嫁のママ」のあらすじ

ラナは娘の結婚式に出席するために、タイのリゾートへ。そこで対面した花婿の父親がなんと元カレだった!何十年も前に急にいなくなった元カレのウィルと思いがけず遭遇して気まずい。娘の式の準備を進めつつも、リゾートではイケている男にナンパされてデートをしてみたり、ウィルにまた魅かれてきたりきたり。ママの恋はどうなるの!?という展開

映画「花嫁のママ」の作品情報

原題Mother of the Bride
製作年2024年
配信日2024年5月
上映時間90分
監督マーク・ウォーターズ
製作ブラッド・クレボイ
キャストブラック・シールズ、ミランダ・コスグローブ、ショーン・ティール、チャド・マイケル・マーレイなど
製作国アメリカ

映画「花嫁のママ」の登場人物(キャスト)

ラナ:ブルック・シールズ

花嫁のママ。主人公のラナはバリバリのキャリアウーマンでシングルマザー。娘のことは大切に考えているけれど、色んな意味で完璧なママだから娘とぶつかることも。元カレのことは意識しつつナンパされた男と遊んでみたり、バリキャリだけどプライベートの意思の強さも持ち合わせていて、モテるのも分かる雰囲気ですね。

ブルック・シールズは、「プリティ・ベビー」「青い珊瑚礁」「エンドレス・ラブ」と数々のヒット作を出し、世界を虜にした美女優の1人。自身も娘がいて、母の日にお揃いのタトゥーを入れたらしい。長女ローワンとはてんとう虫を、次女のグリアとはハイヒールを履いた女性と少女の足元のデザインがお揃いとのことで面白いですね。

エマ:ミランダ・コスグローヴ

花嫁。インフルエンサーでなんでもかんでもSNSのためにやろうとするのでママと揉める。この子の存在で結構現代チックな要素とストーリーが成り立っている気がします。優しい娘!

ウィル:ベンジャミン・ブラット

花婿の父。イケおじって感じの風貌で、包容力を感じます。数十年前にラナの前から消えたのもちゃんと訳があったみたい。

ルーカス:チャド・マイケル・マーレイ

ラナを口説こうとしている年下のドクター。そしてイケメン。

映画「花嫁のママ」の評価

映画「花嫁のママ」の個人的なおススメ度合いは、★☆☆☆☆です!

本当に何も考えず気軽にみられるラブコメディーを求めている方にはとてもおススメです!ドロドロもしていないし、適度な爽やかさ。主人公がママ世代な点も、世代選ばず楽しめる作品だと思います。

一方で、面白さや、熱いラブ、緻密な構成とかドラマティックさが欲しいとかなにか求めたい人には物足りないかな。良い作品!というポイントが正直あまり思い当たらないです。

映画「花嫁のママ」の感想(ネタバレあり)

時間が無駄だった!とは思わないですが、人にぜひ見て!!と言いたい作品ではなかったですね。BGMのように見てするするっと過ぎ去っていくような作品でした。簡単にいうなら、娘の結婚式に来た頭良くてノリもそれなりにいい美人ママが年下男に口説かれつつ、再開した元カレに好意を寄せていくみたいなお話しです。元カレは数十年前に突如ラナの前から消えたらしいんですが、その理由もラナが完璧すぎたから。もう一回会おうとしたけど手段がなくて無理だった。みたいな内容だったんですけど、最終的に子供たちの結婚式でプロポーズ⇒ゴールイン!みたいな流れになります。

え??と思ったのは娘目線で観てしまうからですかね?いや、勝手に消えた男に数日で惚れて付き合い始めるなら全然理解し得るんですけど、娘の結婚式でそれやる神経している男やばいだろ~~!そもそもそれ以前に、式が終わるまで自分たちの恋愛とか感情管理できない2人の時点で娘側からしたら何してるの?と思ってしまいますが、母の幸せ(幸せなのかはさておき)を喜んで、背中を押してあげる娘のいい子といったら…!という感想以外出てきませんでしたね。

演出も、画面映えするリゾートは綺麗だったけどそれ以外は特に好感度が上がるような要素もなかったです。

ブルック・シールズは70~90年代が青春だった世代には非常に刺さるようで、同じように年を取って新しい青春を感じて楽しんでいる人もいれば、風貌の変化で年を取ったことを実感して悲しんでいる人もいて面白かったです。

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