神楽坂に実在するドーナツ屋さん「ドーナツもり」で繰り広げられるショートムービー。”ほっこり”を動画にしたような心地よい作品。
Contents
映画「ドーナツもり」のあらすじ
https://youtu.be/buLuaxkNNS0?si=yxbm_oqA5FbBXcQ4
神楽坂にちょこんと存在する古民家「ドーナツもり」でアルバイトをする公子がお店で出会う、ちょっぴり癖のあるお客さんたち。お客さんとお店の外で不意に会ったり、繰り返し来るお客さんのことが気になったり。大イベントは怒らないけれどリズムよく心地よく進む物語。
映画「ドーナツもり」の作品情報
製作年 | 2022年 |
公開日 | 2022年12月 |
上映時間 | 44分 |
監督 | 定谷美海 |
脚本 | 定谷美海 |
キャスト | 中澤梓佐、足立智充など |
製作国 | 日本 |
映画「ドーナツもり」の登場人物(キャスト)
公子:中澤梓佐
イラストレーターとしての活躍を目指す傍ら、ドーナツもりでアルバイトとして働いている。好奇心旺盛でまっすぐな心を持っている。持ち物や家、パーマの感じがかわいい。
中澤梓佐さんは1988年高知県出身。公式プロフィールによると、特技クラシックバレエ・土佐弁、趣味韓国語、資格に歯科医師免許…どれもかっこいい。短編映画から舞台、広告と幅広い作品に出演。目がキラッキラな彼女ありきの本作品でした。
映画「ドーナツもり」の見どころ
見どころ①ドーナツの穴
皆さん、ドーナツの穴って食べたことありますか?私はないんですが、「ドーナツもり」では売っているみたいで、、食べたい!!!本作がつくられたきっかけも、定谷監督の「ドーナツって、なんで穴が空いてるんだろう?」という問いから始まったそう。本作を上映したアップリンク吉祥寺では、上映期間中に「ドーナツもり」のドーナツとドーナツの穴を販売したとのことで。ストーリーも人の心の”穴”をぱふっとうめてくれるような作品です。
見どころ②神楽坂のあたたかみ
この作品は、神楽坂に実在するお店がメインに奥神楽坂のあたたかい雰囲気がにじみ出ています。製作は文化庁の補助金と、クラウドファンディングで集ったとのことでその過程も人の優しさがにじんでいる気がします。
映画「ドーナツもり」の評価
個人的なおススメ度合いは、★★★★☆です!
頭を使わず、ぼーっとしたい。でも何かを見たい。そんな時にぴったりの映画です。最もお勧めなのはだらだら家で過ごした天気の良い日曜日の夕方にコーヒーとドーナツと一緒に観ること!なんだかほっこりして次の1週間も軽やかに頑張れそうな気がします。
ただ、観るタイミングを間違えると味気なく思ってしまう気がする。こういう穏やかなショートムービーに慣れていない・興味がない人にまでお勧めするかというと違うかなと思ったので★4つです。
映画「ドーナツもり」の感想
なんだか心地よかった。なんでか分からないけど好きだった。そんな、見ている人の心をふわっとあたたかくさせる作品でした。突拍子もない大イベントが起こるわけでもない穏やかな時間だけれど、クスッと笑ってしまうような出来事があったり。日常に近いような近くないような不思議な温度でリズムよく進んでいくストーリーが心地よかったです。
ドーナツの穴を売っているだけで優しいお店な気がしますよね。(実店舗でも売っているらしいので絶対に行くぞ!)そんなお店の雰囲気は、みんなを包み込むというよりかは、心の穴いつでもふわっと埋められるから、いつでもおいでねと認めてくれるような雰囲気でなんだか安心します。そりゃあちょっと癖の強いお客さんも集まるわけだ(笑)
ドーナツ、半分こするか問題については、私は半分こしたいタイプですね。ちょっとずつ色んなもの食べたい!意外とそうでもない人もいるんだなというのも驚きでした。でも通いなれた店のものなら好きなものを独り占めしたい気持ちも分かります^^
コメント