「パラサイト 半地下の家族」で長女役を演じたパク・ソダムが成功確率100%の運び屋として最高にかっこいいカーアクションを繰り広げます。主人公のウナ(パク・ソダム)が、そっけないのに優しくてその上運転はかっこよくて惚れてしまいそうでした。
美男美女をごり押してこないタイプの韓国映画って今のところ当たりばかりです(笑)
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映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」のあらすじ
https://youtu.be/PSnIvjQT_YE?si=cmucC2Z-YMLBewKg
訳ありの荷物を最速のドライビングで届ける会社「特送(とくそう)」で働くウナ。ある日ボスに言われて、賭博ブローカーとその息子ソウォンの海外逃亡のために二人を配達することに。しかし、受け取りがうまくいかずにソウォンと貸金庫のカギだけ手にして、それらを追う殺し屋から追われる羽目に。追われる途中で、ウナの脱北の過去や職場も巻き込みドキドキハラハラのアクションストーリー!
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の作品情報
製作年 | 2022年 |
公開日 | 2023年1月 |
上映時間 | 109分 |
監督 | パク・デミン |
製作 | キム・ボンソ、ソク・ドンジュン |
脚本 | パク・デミン |
キャスト | パク・ソダム、ソン・セビョク、キム・ウィソン、チョン・ヒョンジュンなど |
製作国 | 韓国 |
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の登場人物(キャスト)
チャン・ウナ:パク・ソダム
特送No.1の凄腕ドライバー。お金のために働いているので、変なリスクがあったり不完全な仕事はしたくない。けれど事件に巻き込まれてしまい、ソウォンに対してもそっけないけれどどこか優しさを感じる女運び屋
パク・ソダム、1991年ソウル出身。2013年に映画デビューし、「パラサイト 半地下の家族」で世界的にも名を馳せる。「プリースト 悪魔を葬る者」では丸刈りにするほどの役作りで称賛の声を浴びた。2020年には甲状腺がんと診断されて約10個の腫瘍を取り除くほどの手術をうけていたそう。
チョ・ギョンピル:ソン・セビョク
ベテランの警官でありヤクザのボスでもある。金儲け命で人の命はどうでもいいくそ男、クソ警官。
ソン・セビョク、1970年郡山市出身。舞台俳優からのスタートで、その舞台を見たポン・ジュノ監督からオファーを受け「母なる証明」に出演し映画デビュー。是枝裕和監督の「ベイビーブローカー」にも出演しています。
ペク・カンチョル:キム・ウィソン
特送のボスであり、元脱北ブローカーそのためウナが韓国に降り立った時から面倒を見ている父のような存在でもある。
キム・ウィソン、1965年ソウル特別市出身。1991年の映画デビューから数々の作品に出演し、様々なジャンルの名助演俳優として活躍している。実際に現場ではパク・ソダムを気にかけて明るい雰囲気にするなど役同様に頼れる温かい存在だったよう。
キム・ソウォン:チョン・ヒョンジュン
賭博ブローカーの父ドゥシクと海外逃亡を図るが、うまくいかずウナと二人で逃げることに。大金の入ったバッグや貸金庫のカギを持ちながらも父を信じ、ウナを頼る子供らしい姿が胸を痛ませます。
チョン・ヒョンジュン、2011年大韓民国出身。パク・ソダムと共演した「パラサイト 半地下の家族」で一躍有名に。
ハン・ミヨン:ヨム・ヘラン
ウナが脱北した際に審査をした国家情報院職員。ウナ
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の見どころ
見どころ①カーアクション
なんといってもカーアクション。私は「ワイルドスピード」シリーズが大好きで、あのブースター使ってぶっ飛ばす感じも、え、本当にそんなことできる?みたいなことを派手にやってのける感じも大好き。でも、本作はブースターを使ったりはせず、あくまでも現実的な車と、ウナの腕と頭脳を使ったカーアクション(というかこりゃ普通のアクションか?みたいなところもある)で、かっこいい。カーチェイス系って見ていてスカッとしますよね^^?
見どころ②パラサイトの元教師と教え子のタッグ
ウナを演じるパク・ソダムは「パラサイト 半地下の家族」で社長の息子に美術を教える家庭教師役で出演。その息子役だったチョン・ヒュンジュンが今回ウナに託された男の子を演じています。いや~私としたことが、全く気付かなかったですね。かわいい顔の男の子、、見覚えあるな、、くらいにしか思っていませんでしたが、「パラサイト 半地下の家族」好きな方は来れも楽しめる要素かと。
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の評価
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の個人的なおススメ度合いは★★★★☆です。
マイナス面をあげるなら、ずっと車に乗ってアクションしてくれるわけではない。ワイスピは色々ストーリー作り込んでオチにカーアクションだけど、そういう作品ではない。あとは、ウナ絶対普段から犯罪組織とつるんでしょ?くらいに機転が利いたり、節々で結構都合いいつくりかたがされている。
結構暴力的なシーンも多いので、そういうクライム映画が好きでカーアクションも好き。そして細かいところは気にせず大枠のストーリー回収してくれればいいよ!という方にはお勧め。後私のように深く考えず、かっこいい~~!!!とワクワクする以外脳みそ働かせずに映画見るの好きな人にもお勧め。そしてそうではない人にも見ては欲しいけれど、100%最高は保証できませんね
映画「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の感想
そう、私は好きでしたね。ウナのカーアクションもかっこいいし、なんだかんだソウォンを気にかけてあげちゃう感じも、なんだいいやつっ🌟とニヤニヤしながら見てしまいました。それ以外のグロテスクな拷問シーンなども迫力がありつい背筋を伸ばして見入ってしまいました。ここは好みが別れそう。
以下は疑問に思った点です。(ここから全部ネタバレです)
- ソウォンを公衆トイレから救い出したとき、あのおじさんは放置して平気だったのか?
- ホテルで悪徳警察から逃げたとき、どこでそんな術を学んだんだ???
- 駐車場で悪徳の仲間を撃退したとき、いやだからどこでそんな術を??普段からやってるよね?特送の仕事で結構巻き込まれるのか?
- 最後の事務所でみんなにピンチが訪れているとき、ウナってあの時何やってたの?どういう理由で各々あの配置になっていたのかあまりよくわからなかった、、
- いや、最後どうやって生き返ってきた~~~
特に最後のシーンは、国家情報院に悪徳警察を突き出して終わりたかったので悔しかったですね。ハッピーエンドが好きなのでその後ウナが生きていました!という展開は嬉しかったけれど、どう考えても1人だけ生還は無理だろという設定からどう抜けてきたのか気になってたまらなかった。流石にやり手すぎて一番犯罪慣れしてそうだもん。自分の手は全然汚してないし(笑)
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